かまかま次男はフリーランスのマーケターとしてノマドに働いています。
自宅だけでなくカフェや新幹線の中など、場所を選ばず仕事しているので、なるべく身の回りのモノを身軽にしたくて、「ミニマリスト」を目指しました。
が、ミニマリストほど極限にシンプルな暮らしをすることは難しいことを実感しました。
今まで集めていた趣味や便利な生活用品などをすべて手放すのは僕には正直無理でした。
そんな時に知ったのが「ゆるミニマリスト」というライフスタイルでした。
「ゆるミニマリスト」とは?概念や似た言葉を解説
まずはじめに、「ゆるミニマリスト」の概念や、似た言葉について簡単に説明していきます。
「ゆるミニマリスト」の概念
「ゆるミニマリスト」は、適度にミニマリズムを実践する人たちのことを指します。
できるところからモノを減らしつつも、ある程度のモノを持つことを許容し、肩の力を抜いて、その名の通り「ゆる~く」始めるのが「ゆるミニマリスト」です。
「ミニマリスト」のルールをストイックに守ろうとしてストレスになったりすることもないため、比較的実践しやすいライフスタイルでしょう。
「ゆるミニマリスト」・「ミニマリスト」・「マキシマリスト」の違い
「ミニマリスト」は、“最小の(最小限の)”という意味をもつ「minimal」と“主義者”という意味を持つ「ist」という言葉の組み合わせが由来となっています。モノを必要最低限まで減らして暮らす人やそのライフスタイルを指します。
2010年頃から大量消費社会への疑問を持つ海外の富裕層で使われ始め、その後日本にも広まりました。 「ミニマリスト」のゴールは自分の生活に余分なものを極限までそぎ落とし、質の高い生活を送ること。
「ミニマリスト」は必要最低限のモノだけで暮らすためにストイックにルールを設定したりしますが、「ゆるミニマリスト」は無理のない範囲である程度のモノも持つことを許容しています。
また、「ミニマリスト」の反対語は「マキシマリスト」で、モノを多く集めて、好きなものに囲まれて暮らすライフスタイルを指します。
「ゆるミニマリスト」のメリット
続いて、「ゆるミニマリスト」のメリットは主に下記になります。
それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
無理せずゆるく続けられる
モノがあふれた「マキシマリスト」が急に「ミニマリスト」になるのは自分自身を苦しめてしまい、挫折してしまうことも多いでしょう。「ゆるミニマリスト」はストイックに完璧を目指す必要はなく、「今は無理にやらなくてもOK」と、自分自身に寛容になれるので、ゆるく継続することができます。
浪費が少なくなり節約につながる
基本的に無駄なものは買わなくなるので、普通に生活するよりも節約ができます。
持ち物が少なくなるので住む部屋が小さくても大丈夫。借りる部屋を変えることで家賃の節約にもつながります。
結果的に浪費が少なくなり、最低限の出費で済むので貯金も増えていくでしょう。
ストレスが軽減する
人間は選択肢が多いと迷ってしまい、エネルギーを消費してストレスにつながってしまいます。
「ゆるミニマリスト」なら選択肢が少ないので考える時間や悩む時間がなくなり、ストレスを軽減することができます。
ゆるミニマリストな持ち物リスト13選を紹介
ここからは、フリーランスのノマドワーカーの僕が普段使っているゆるミニマリストな持ち物リスト13選を紹介していきます。
パソコン:OneMix4(One-Netbook社)
フリーランスでノマドワーカーとして仕事をする上で必須アイテムとなるパソコン。
そのパソコンをいかに小さくできるかで、持ち物の身軽さが決まると思います。
このOneMix4は僕の最高の相棒で、「ゆるミニマリスト」を実現させてくれたパソコンです。
何と言ってもこの驚くべきコンパクトなボディーが最大の魅力。
中国のOne-Netbook社の技術が詰まったUMPC(ウルトラモバイルパソコン)です。
スマホ3つ分ほどの大きさで、i-Pad miniより少し大きい10インチサイズです。
ディスプレイはタッチパネルで、パソコンとタブレットの2in1で使うことができます。
タブレットケースにすっぽり入ってしまいます。
10インチのタブレットケースだとブカブカなので、下記のケースがぴったりサイズでおすすめです。
インターフェイスは左右側面に
- 1× USB 3.2 Gen2 Type-C(データ転送、映像出力、電源供給対応)
- 1× Type-C USB3.2
- 1× Type-C USB4
- 1× microSDカードスロット
- 1× 3.5mmイヤホンジャック
があり、電源ボタンには指紋認証も付いています。
バッテリー容量 (リチウムポリマー) は10,000mAh 3.85Vで、メーカー公称で約8時間の動画連続視聴可能。
実際に仕事で作業したりWeb会議をすると、4~5時間ほど持つ感覚です。
万が一充電切れになっても、Type-C端子なのでモバイルバッテリーから充電ができるのも大きなメリットです。
モバイルモニター:SEKOU モバイルモニター 10.5インチ
OneMix4は最高のパソコンですが、
という2つのデメリットがあります。
画面の小ささについて、高画質でベゼルが狭いので作業は十分できますが、資料作成やライティング、コーディングなどの作業だとちょっと物足りなくなることもあります。
それを解決するのが、こちらのSEKOU モバイルモニター 10.5インチです。
タイプCケーブル一本で給電・画面出力をできるので非常に便利。
カフェのテーブルなどでもダブルスクリーンで快適に作業することができます。
重さは250gと超軽量で、薄さも9mmなので持ち運びもラクラク。
クライアントへのプレゼンや会議の際などはもう少し大きいモニターを持っていきますが、一人で作業する分にはこちらのモニターで十分です。
Webカメラ:バッファロー WEBカメラ 1080P フルHD 30fps 200万画素 広角約120°
OneMix4の2つ目の弱点は、カメラが付いていないこと。
Web会議などが多いため、外付けのWebカメラで補っています。
クリップが付いており、ディスプレイの上にちょこんと乗っけることができます。
WebカメラのケーブルがタイプAなので、タイプC変換アダプターも使っています。
自分だけで使うときはもちろん、120°の広角カメラでマイクも付いているので、複数人でのWeb会議の際にも活用することができます。
ワイヤレスイヤホン:Anker Soundcore Life P2 Mini
こちらもWeb会議の際の必須アイテム。
Bluetooth 5.2で繋がるワイヤレスイヤホンです。
価格は安いですが音質もクリアで接続も安定しており、コストパフォーマンスが高いです。
イヤホン本体が満充電の状態で最大8時間、付属の充電ケースを使用すれば最大32時間と長時間使用できるのも魅力です。
また、カフェなどで会議する際、周りの状況も把握しておきたい僕にとっては、片耳だけで単独使用できるのも嬉しいポイントです。
スマホ:SAMSUNG Galaxy Z Fold4
新しいものが好きなので、スマホは折りたたみ型のGalaxy Z Fold4を使っています。
こちらについてはあらためて詳しく紹介したいですが、非常に便利で面白いスマホです。
画面を開くと小型のタブレットのようになるので、タブレットを持ち歩く必要が無くなりました。
S-ペンも非常に使いやすく、文字も問題なく書けるので、デザインの修正メモなどはGalaxy Z Fold4で画面キャプチャした上でペンで行っています。
画面を折り曲げてスタンドのように使用することもできます。
画面分割したりポップアップ表示することも可能です。
動作も早くカメラの画質も高く、バッテリー持ちも良くて気に入っているのですが、重くて分厚いことが欠点。ポケットには収まらないので、ストラップを付けて首からぶら下げています。
画面分割したりポップアップ表示することも可能です。
動作も早くカメラの画質も高く、バッテリー持ちも良くて気に入っているのですが、重くて分厚いことが欠点。ポケットには収まらないので、ストラップを付けて首からぶら下げています。
水筒:ノート型ボトル memobottle (A6)
変わった形ですが、こちらは水筒です。
丸い水筒は意外とかさばりますが、長方形の薄型のmemobottleは収納しやすいです。
容量は375mありますが保温性は全くないので、常温の水を入れて、あくまで水分補給用という形で使っています。
メインバッテリー:Charmast モバイルバッテリー 23800mAh
パソコンやスマホが無いと仕事ができないノマドワーカーにとって、モバイルバッテリーは必須アイテムです。
こちらのモバイルバッテリーは23,800mAhの大容量で、パソコンを2回フル充電できます。
2つのつUSB-Cポートと1つのUSB-Aポートを備えた高出力65W急速充電対応で、パソコン、スマホ、モバイルWi-Fi、ワイヤレスイヤホンなどすべてこちらのモバイルバッテリーで充電しています。
ランプで残量の表示もされるので安心です。
サブバッテリー:iWALK 超小型 モバイルバッテリー 4500mAh
不安症の僕は、小型のモバイルバッテリーも持ち歩いています。
緊急時などにスマホとモバイルWi-Fiの充電をするための予備バッテリーです。
92gの小型設計なので、スマホを使用しながらも充電ができて便利です。
充電器:Anker Nano II 65W
モバイルWi-Fi:限界突破Wi-Fi
こちらもノマドワーカーの必須アイテム、モバイルWi-Fiです。
見た目も操作感もスマホのようで、使いやすいです。
たまに勝手に再起動したりしますが、概ね通信も安定しています。
高速データ通信量を使い切っても毎日24:00にリセット
5GBまで 高速データ利用 (4G LTE)
5GB~10GB 快適なデータ利用 (下り 4Mbps / 上り 1.0Mbps)※1
10GB以上 128kbps
ずっと定額の3,500円/月額(税込3,850円)
通信料が1日でリセットされるのはありがたいです。
Youtubeを連続再生とかしない限りは1日で5GBを超えることもほぼありません。
財布
荷物を身軽にするため、財布も小さいものを使っています。
真ん中のコインケースを仕切りとして、1,000円札と5,000円・10,000円札で分けて収納しています。
消毒スプレー
100円ショップで購入したアルコールスプレーです。
コロナ禍になってから持ち運ぶようになりましたが、手の消毒だけでなく、カフェのテーブルを拭いたりキーボードの掃除をする際にも重宝しています。
バッグ:GU ボディーバッグ
今までトートバッグやリュックなどを使ってきましたが、小さいサイズで両手が空くボディーバッグが最も身軽かと思います。
普通のノートパソコンだとなかなかボディーバッグには収まらないですが、OneMix4であればすっぽり収まってしまいます。